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これを機に甲子園至上主義からの転換を…

夏の甲子園は中止になりましたね。
個人的にこの中止に関しても言いたいことは山ほどありますが、まぁ何を言ってもサジを投げた高野連が再検討するということはないでしょう…。8月に甲子園球場で高校野球の全国大会が開かれることはもうない。

甲子園中止の反響の大きさは、分かっていた話ではあったけど、とてつもないものだと改めて実感している。
スポーツの中のたかが1競技の全国大会の話なのに、約30競技にも及ぶインターハイが中止になったときをはるかに凌ぐ話題性というのは、他のスポーツ好きからすると、違和感を通り越すものがあるのではないか?

それだけに甲子園という存在は大きいものになっているが、個人的には存在が大きくなりすぎていると感じている。甲子園は高校野球のうちの一部にすぎず、夏でいえば3800試合ほど行われる中の、ほんの48試合ほどである。それでもこの春のセンバツに限って投球制限が導入されたように、高校野球のルールは甲子園を中心に決められていく。

さらにに全国大会という意味合いでなく、甲子園という場所が過剰に神格化されすぎているのでは?と思っている。確かに甲子園球場という場所は素晴らしい野球場だ。プロでも人工芝が主流となる時代において、内野の黒土・外野の天然芝を阪神園芸の徹底した管理でキープした球場の美しさは芸術に近いものがあり、自分も初めて甲子園を自分の目で見たときには心の中で沸き立つものがあった。その反面甲子園が野球場という観点から見ると、収容人数がトップということはあるものの、他のプロ野球で使われている球場と比べて格別な機能をもっているかというとそうではない。最近では猛暑を避けるために、大阪ドームでやれというような意見もあるが、個人的にはそれはそれで大いに結構と自分は高校球児時代から思っていた。

ある程度の規模の球場は必須となるが、甲子園でなくても、高校野球の全国大会は開催可能であると思う。それでもそんな案を普段出そうものなら、高校球児を含む多くの人たちは反対するだろう。それはよく言えば文化の踏襲であるが、悪くいけばある種の先入観に基づく偶像的なものなのかもしれない。今年も甲子園は中止になった一方、県ごとの代替大会に関しては(状況次第ではあるが)許可されている。ただ県で優勝した先に甲子園がないとなると、その大会のモチベーションも気になるところである。

ではその県ごとの優勝チームを集めて、試合を行うのはどうなのだろうか?少なくともコロナの状況が許せば、練習試合と銘を打って、チームを集めること自体は禁止ではないはずだ。1ヶ所には…というのであれば、地方ごとに集まり春秋にやっているような地方大会を実施する。そしてこの優勝チームのみをどこかに集めて、1位のチームを決める大会を行う。これだけ甲子園で実施するくらいなら、甲子園側の調整もできなくはない。これが実現できれば、=全国大会の実施ということなり、このようなことをリーダーシップをとってやる人or団体がいれば、それは大歓迎されるだろう。

つまり例年では大反対される甲子園以外での全国大会実施が今年は大歓迎されるという状況だ。甲子園以外で全国大会が実施できれば、以下のようなメリットがある。

①暑さ対策
ドームで試合ができれば選手も、またそれを見ている観客も熱中症で倒れることはない。

②大会日程の短縮、混雑緩和
例えばメインの試合は甲子園でやるにしても、1・2回戦を舞洲やほっともっとフィールドとかで同時並行的にやれば、1・2回戦が早く終わり、大会全体としての日程短縮が見込める。また観客も分散することで、今の甲子園の大混雑の緩和にもつながる。さらには昼時に試合をしないなどとすることで上述の暑さ対策にもなる(実際にサッカーとは複数スタジアムでやってるよね)。

③大会運営の健全化
現在高野連は甲子園に対して球場使用料を払っていない。テレビの放映料を貰っていないことと同じで、これは旗から見れば、明らかに異様なことである。ただこの体制は甲子園オンリーで全国大会を行っている以上は続くと思われる一方、他の球場も使うとなるとそこはタダとはいかなくなるだろう。このほかにも高野連という古く腐った組織の根底を変えるには、=となりつつある甲子園球場の在り方を変えることが必要である。

1度やってしまえば、甲子園に対する思いが偶像的なものであることに気づくかもしれない。そして来年以降も「これでいけるじゃん」となれば、上記のような問題を解決した全国大会の運営が今後も可能となる。

世間ではコロナにより、これまでの先入観を転換させる新しい生活様式が求められている。リモートワークも実際にやってみたところ、「会社行かなくても仕事できるじゃん」という部分もそれなりにあったであろう。これを高校野球にも当てはめることはできないだろうか?今年甲子園が開催されないのは残念極まりないことだが、それはもう決定事項である。球児たちには代替大会の開催+αの提供を考えるべきであり、また甲子園に出場できなくても彼らが納得できる形を目指して欲しい。それに加えて今回の中止を今後の甲子園の在り方を変える上でのチャンスというような捉え方もして欲しい。



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