球団別に甲子園のスターを勝手にランキング【広島編】
今月からプロ野球も開幕する可能性があるということで…
今日から各球団に属する甲子園のスター達を勝手にランキング形式で紹介してきます。
ランキングは、その他の実績などは関係なく、甲子園での活躍のみを基準として独断と偏見でつけているだけなので悪しからず…。
5回目は広島編です。
5位 野村祐輔(広陵)
野村の世代はエース野村、キャッチャー小林(巨人)、3番土生(元広島)、1個下のショート上本(広島)というプロ入り選手が4人揃ったチームであり、3年春にてセンバツに出場すると、初戦の成田戦では唐川(ロッテ)との延長12回にも及ぶ投手戦を2-1で制して勝利するも、準々決勝では帝京打線に打ち込まれベスト8止まり。しかし3年夏には、準決勝ではセンバツ王者の常葉菊川戦では田中(DeNA)との投げ合いを制して決勝いコマを進めると、決勝ではがばい旋風を巻き起こした佐賀北と対戦。試合は7回まで広陵が4-0とリードし、野村も完封ペースであったが、8回に大観衆が味方し、さらに審判の不可解なストライク判定もあって、押し出しを許すと続く副島に逆転満塁弾を浴びて敗れた。ただこの大会ではエースとして6試合に先発して、3試合連続の2桁を含む47個もの三振を奪った。その後は明治大に進学し、東京六大学通算30勝をあげると、ドラフト1位で広島に入団。1年目から先発ローテーションとして活躍し、打線の援護がなく負け越したものの防御率1.98をマークして新人王を獲得。2016年には最多勝を獲得するなどして、広島の先発ローテーションの一角として活躍している。
4位 白濱裕太(広陵)
広陵の正捕手として、エース西村(元巨人)とのバッテリーで2年春から4季連続で甲子園に出場。2年春は大谷(ロッテ)がエースの報徳学園に、2年夏は田辺(元トヨタ)ー筧(元近鉄)のバッテリーを擁する明徳義塾と、それぞれその大会を制した強豪チームに敗れた。ただ最終学年となり、1学年下の核弾頭上本(阪神)も加わったチームでは3年春のセンバツを勝ち進み、決勝では成瀬(栃木GB)と涌井(楽天)の2枚看板にキャッチャーは村田(横浜高校の新監督)というy横浜と対戦し、3ベース2本を含む3打点の活躍をみせ、4番打者として打率.364をマークして優勝に貢献。3年夏も同じく甲子園に出場するも、2回戦に岩国に敗れた。ドラフト会議では地元の広島から1位指名を受けて入団。1軍初出場は8年目であり、シーズン最多でもこれまで35試合という出場にとどまっているが、そのキャッチングには定評があり、貴重な捕手のバックアッパーとして細く長く、17年目の今季も現役を続けている。

3位 今村猛(清峰)
2年夏には背番号11ながら初戦の白鴎大足利戦で5回無失点の好リリーフをみせると、2回戦の東邦戦では敗れたものの完投。3年春のセンバツでは初戦で、夏には決勝で奇跡の追い上げをみせた日本文理を完封すると、2回戦でも福知山成美から11奪三振完封勝利をあげると、準々決勝では箕島相手に8回無失点の好投。準決勝では報徳学園から1失点完投勝利をあげるが、これがこの大会唯一の失点であり、決勝でも花巻東の菊地(マリナーズ)との投手戦を制して1-0で完封勝利。この大会44イニングをなげて、わずか1失点という快投ぶりでチームを優勝に導いた。夏は長崎大会で現在はチームメイトである大瀬良(長崎日大)との投げ合いに敗れて甲子園出場はならなかったものの、秋のドラフト会議では広島から1位指名を受けて入団。2年目からリリーフとして定着し、主にセットアッパーとして10年間で425試合に登板を果たしている。

2位 堂林翔太(中京大中京)
3年春夏とともに4番エース(キャッチャーは磯村)として甲子園に出場。春は初戦で神村学園から1失点完投勝利をあげ、打っても3試合で打率.584という活躍でチームをベスト8に導く。夏の甲子園でも初戦で龍谷大平安から1失点完投勝利をあげると、準決勝では菊地(マリナーズ)が本調子でなかったこともあり花巻東に11-1(1失点完投勝利)と大勝し、決勝にコマを進める。決勝では自らのバットで先制2ランに、2点タイムリーと4打年の活躍をみせ、9回までに10-4と大きくリードを奪う。1度マウンドを降りていた堂林は、エースとして9回に再登板を果たすも、2死から日本文理打線の猛攻に逢い再降板。最後は1点差まで迫られるも何とか逃げ切って優勝を果たすも、優勝インタビューでは負けた日本文理よりも勝った堂林が涙する姿も印象的であった。この夏の甲子園でも打率.522、12打点という見事な打撃成績であり、ドラフト会議では広島から野手として1位指名を受けて入団。3年目には野村監督の英才教育もあり、シーズン通してサードとして起用されて14本塁打をマークするも、その後はチームの戦力アップもあり徐々に出場試合数を減らしており、今年は勝負の年となる。

1位 中村奨成(広陵)
3年前の甲子園で大会記録を多く塗り替えた中村が1位。広陵では1年春から正捕手を務めたものの、甲子園出場は3年夏の1度のみ。ただ3番捕手として出場すると、初戦の中京大中京戦で(逆方向の)ライトスタンドへの2発を含む4安打3打点の活躍をみせると、2回戦では優勝候補の秀岳館の田丸(ソフトバンク)から3ランを放ち、3回戦の聖光学院戦でも2ランを含む3安打4打点、準決勝の天理戦でも初回にホームランを放ち、清原のもつ大会記録に並ぶと、4回にもホームランを放ち記録をあっさりと更新してみせた。キャッチャーとしてもセカンド送球1.9秒の強肩に、平元・山本という左腕2人を巧みにリードしてチームを決勝まで導くも、決勝では花咲徳栄に敗れ準優勝に終わった。この大会の成績は打率.679であり、6本塁打・17打点・43塁打は大会最多記録を更新し、19安打・6二塁打も大会最多タイ記録をマークするなどまさに記録ずくめの成績を残した。ドラフト会議では高校生捕手としては初の指名強豪の末に、地元の広島に入団。期待は大きいものの、ケガなどの影響もあり、未だに1軍デビューは果たせていない。

惜しくも5位に以内に入れなかったものの、他にも甲子園で活躍した中日の選手は以下の通り
・高橋昂也(花咲徳栄)
・高橋樹也(花巻東)
・中村裕太(関東一)
・磯村嘉孝(中京大中京)
・上本崇司(広陵)
・三好匠(九州国際大付)
・小園海斗(報徳学園)
・韮澤雄也(花咲徳栄)
・宇草孔基(常総学院)
・正隨優弥(大阪桐蔭)
etc
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今日から各球団に属する甲子園のスター達を勝手にランキング形式で紹介してきます。
ランキングは、その他の実績などは関係なく、甲子園での活躍のみを基準として独断と偏見でつけているだけなので悪しからず…。
5回目は広島編です。
5位 野村祐輔(広陵)
野村の世代はエース野村、キャッチャー小林(巨人)、3番土生(元広島)、1個下のショート上本(広島)というプロ入り選手が4人揃ったチームであり、3年春にてセンバツに出場すると、初戦の成田戦では唐川(ロッテ)との延長12回にも及ぶ投手戦を2-1で制して勝利するも、準々決勝では帝京打線に打ち込まれベスト8止まり。しかし3年夏には、準決勝ではセンバツ王者の常葉菊川戦では田中(DeNA)との投げ合いを制して決勝いコマを進めると、決勝ではがばい旋風を巻き起こした佐賀北と対戦。試合は7回まで広陵が4-0とリードし、野村も完封ペースであったが、8回に大観衆が味方し、さらに審判の不可解なストライク判定もあって、押し出しを許すと続く副島に逆転満塁弾を浴びて敗れた。ただこの大会ではエースとして6試合に先発して、3試合連続の2桁を含む47個もの三振を奪った。その後は明治大に進学し、東京六大学通算30勝をあげると、ドラフト1位で広島に入団。1年目から先発ローテーションとして活躍し、打線の援護がなく負け越したものの防御率1.98をマークして新人王を獲得。2016年には最多勝を獲得するなどして、広島の先発ローテーションの一角として活躍している。
4位 白濱裕太(広陵)
広陵の正捕手として、エース西村(元巨人)とのバッテリーで2年春から4季連続で甲子園に出場。2年春は大谷(ロッテ)がエースの報徳学園に、2年夏は田辺(元トヨタ)ー筧(元近鉄)のバッテリーを擁する明徳義塾と、それぞれその大会を制した強豪チームに敗れた。ただ最終学年となり、1学年下の核弾頭上本(阪神)も加わったチームでは3年春のセンバツを勝ち進み、決勝では成瀬(栃木GB)と涌井(楽天)の2枚看板にキャッチャーは村田(横浜高校の新監督)というy横浜と対戦し、3ベース2本を含む3打点の活躍をみせ、4番打者として打率.364をマークして優勝に貢献。3年夏も同じく甲子園に出場するも、2回戦に岩国に敗れた。ドラフト会議では地元の広島から1位指名を受けて入団。1軍初出場は8年目であり、シーズン最多でもこれまで35試合という出場にとどまっているが、そのキャッチングには定評があり、貴重な捕手のバックアッパーとして細く長く、17年目の今季も現役を続けている。

3位 今村猛(清峰)
2年夏には背番号11ながら初戦の白鴎大足利戦で5回無失点の好リリーフをみせると、2回戦の東邦戦では敗れたものの完投。3年春のセンバツでは初戦で、夏には決勝で奇跡の追い上げをみせた日本文理を完封すると、2回戦でも福知山成美から11奪三振完封勝利をあげると、準々決勝では箕島相手に8回無失点の好投。準決勝では報徳学園から1失点完投勝利をあげるが、これがこの大会唯一の失点であり、決勝でも花巻東の菊地(マリナーズ)との投手戦を制して1-0で完封勝利。この大会44イニングをなげて、わずか1失点という快投ぶりでチームを優勝に導いた。夏は長崎大会で現在はチームメイトである大瀬良(長崎日大)との投げ合いに敗れて甲子園出場はならなかったものの、秋のドラフト会議では広島から1位指名を受けて入団。2年目からリリーフとして定着し、主にセットアッパーとして10年間で425試合に登板を果たしている。

2位 堂林翔太(中京大中京)
3年春夏とともに4番エース(キャッチャーは磯村)として甲子園に出場。春は初戦で神村学園から1失点完投勝利をあげ、打っても3試合で打率.584という活躍でチームをベスト8に導く。夏の甲子園でも初戦で龍谷大平安から1失点完投勝利をあげると、準決勝では菊地(マリナーズ)が本調子でなかったこともあり花巻東に11-1(1失点完投勝利)と大勝し、決勝にコマを進める。決勝では自らのバットで先制2ランに、2点タイムリーと4打年の活躍をみせ、9回までに10-4と大きくリードを奪う。1度マウンドを降りていた堂林は、エースとして9回に再登板を果たすも、2死から日本文理打線の猛攻に逢い再降板。最後は1点差まで迫られるも何とか逃げ切って優勝を果たすも、優勝インタビューでは負けた日本文理よりも勝った堂林が涙する姿も印象的であった。この夏の甲子園でも打率.522、12打点という見事な打撃成績であり、ドラフト会議では広島から野手として1位指名を受けて入団。3年目には野村監督の英才教育もあり、シーズン通してサードとして起用されて14本塁打をマークするも、その後はチームの戦力アップもあり徐々に出場試合数を減らしており、今年は勝負の年となる。

1位 中村奨成(広陵)
3年前の甲子園で大会記録を多く塗り替えた中村が1位。広陵では1年春から正捕手を務めたものの、甲子園出場は3年夏の1度のみ。ただ3番捕手として出場すると、初戦の中京大中京戦で(逆方向の)ライトスタンドへの2発を含む4安打3打点の活躍をみせると、2回戦では優勝候補の秀岳館の田丸(ソフトバンク)から3ランを放ち、3回戦の聖光学院戦でも2ランを含む3安打4打点、準決勝の天理戦でも初回にホームランを放ち、清原のもつ大会記録に並ぶと、4回にもホームランを放ち記録をあっさりと更新してみせた。キャッチャーとしてもセカンド送球1.9秒の強肩に、平元・山本という左腕2人を巧みにリードしてチームを決勝まで導くも、決勝では花咲徳栄に敗れ準優勝に終わった。この大会の成績は打率.679であり、6本塁打・17打点・43塁打は大会最多記録を更新し、19安打・6二塁打も大会最多タイ記録をマークするなどまさに記録ずくめの成績を残した。ドラフト会議では高校生捕手としては初の指名強豪の末に、地元の広島に入団。期待は大きいものの、ケガなどの影響もあり、未だに1軍デビューは果たせていない。

惜しくも5位に以内に入れなかったものの、他にも甲子園で活躍した中日の選手は以下の通り
・高橋昂也(花咲徳栄)
・高橋樹也(花巻東)
・中村裕太(関東一)
・磯村嘉孝(中京大中京)
・上本崇司(広陵)
・三好匠(九州国際大付)
・小園海斗(報徳学園)
・韮澤雄也(花咲徳栄)
・宇草孔基(常総学院)
・正隨優弥(大阪桐蔭)
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