球団別に甲子園のスターを勝手にランキング【西武編】
各球団に属する甲子園のスター達を勝手にランキング形式で紹介してきます。
最終回は西武編です。
ランキングは、その他の実績などは関係なく、甲子園での活躍のみを基準として独断と偏見でつけているだけなので悪しからず…。
5位 今井達也(作新学院)
2016年の夏の甲子園で突如彗星のように現れて、チームを優勝へと導いたのが今井。そのポテンシャルは評価されながらも、なかなか実力を開花させることができずに、作新学院でエースの座を手にしたのは3年夏で、自身にとっては初の甲子園となった。ただ初戦の尽誠学園戦で151㌔をマークして13奪三振完封デビューを果たすと、続く3回戦では翌年に甲子園を制する花咲徳栄から2失点完投勝利。準々決勝では木更津総合の早川(早稲田大)との投手戦を3-1で制すると、準決勝でも明徳義塾を5回1失点に抑え、決勝でも北海から1失点完投勝利。結局この大会では全試合に先発して、1完封4完投勝利。41回をなげて失点5という活躍でチームを優勝に導いた。ドラフト会議では西武に1位指名されて入団すると、2年目には5勝、3年目には7勝を着実に勝ち星を増やしており、4年目の今年もローテの一角を担っている。

4位 高橋光成(前橋育英)
2013年に夏の甲子園には初出場となった前橋育英を頂点に導いたのが、当時2年生エースの高橋である。初戦の岩国商戦では途中9者連続を含む13奪三振完封勝利をあげると、2回戦の樟南戦では今度は打たせて取る投球で15個ものゴロアウトを奪って1-0の完封勝利。3回戦では浅間・高濱(ともに日本ハム)・渡辺(楽天)らを擁する横浜打線から1失点完投勝利をあげると、準々決勝ではリリーフ登板して、常総学院を5回10奪三振無失点に抑えた。準決勝では4番奥村(ヤクルト)擁する日大山形から1失点完投勝利をあげると、決勝でも延岡学園から3失点完投勝利。この大会で50回を投げて、自責点はわずか2という快投で、チームを夏の甲子園初出場初優勝に導いた。翌年のドラフト会議で西武に1位指名されて入団すると、1年目から5勝をあげる活躍をみせ、昨年は初のオールスター出場、2桁勝利を達成している。

3位 岸潤一郎(明徳義塾)
3位には紆余曲折を経て、今年独立リーグから西武に入団した甲子園のスターがランクイン。1年夏からライト兼投手として甲子園に出場すると、2回戦の新潟明訓戦では4番に座り、4回途中から最終回まで無失点リリーフ。準決勝でも同じく4番ライトにリリーフに奮闘するも、藤浪(阪神)の大阪桐蔭に敗れた。2年夏の甲子園にはエースとして出場し、初戦では瀬戸内の山岡(オリックス)との投手戦を2-1で制すると、2回戦では森(西武)率いる大阪桐蔭から1失点完投勝利をあげリベンジを果たし、ベスト8まで進出した。3年春のセンバツでは初戦で智弁和歌山相手に15回2失点完投勝利をあげるも、準々決勝では佐野日大の田嶋(オリックス)との投げ合いに敗れた。4度目の甲子園となった3年夏には初戦で4番岡本(巨人)の智弁学園から4失点完投勝利をあげるも、2回戦では優勝した大阪桐蔭に3-5で敗れた。その後は拓殖大に進学すると、1年春から二刀流として活躍するも、ケガなどもあり退部。1度は野球を辞める決意をしたが、徳島インディコソックスからの誘いもあり入団すると、1年目から盗塁王に輝くなだど俊足巧打の外野手として活躍し、昨年のドラフト会議では西武から8位指名を受けた。

2位 森友哉(大阪桐蔭)
藤浪(阪神)とのバッテリーで春夏連覇を成し遂げた、強打の捕手の森が2位にランクイン。2年春のセンバツでは、準決勝の健大高崎戦では逆方向の左中間スタンドに勝ち越しホームランを放つなど1番打者として打率.444の活躍で優勝に貢献。2年夏には
済々黌の大竹(ソフトバンク)からホームランを放ち打率.400をマークし、守っても36回2失点という藤浪の好投をアシストした。主将として臨んだ3年春のセンバツでは初戦の遠軽戦では4安打を放つも、ケガで次の試合は欠場しチームも敗れた。3年夏は日本文理戦で2打席連続弾を放つも、3回戦で明徳義塾の岸に1点に抑えられ敗れた。甲子園では4大会で通算.473というハイアベレージを残して、秋のドラフト会議では西武から1位指名をうける。1年目から3割近い打率を残すなど打力は十分であり、捕手としても徐々に成長をとげると、昨年は打率.329で首位打者も獲得し、リーグMVPにも輝いた。

1位 松坂大輔(横浜)
1位はなんといっても今年西武に復帰した松坂。横浜のエースとして3年春のセンバツに出場すると、初戦ではいきなり151㌔をマークし報徳学園から2失点完投勝利をあげ、3回戦では東福岡のエース村田(元巨人)との投げ合いになるも、4番打者として自ら先制打を放つと、13奪三振完封勝利。準決勝ではPL学園相手に2失点完投勝利をあげると、決勝では関大一の久保(元DeNA)との投げ合いを4安打完封勝利で制してセンバツ優勝。3年夏には、2回戦で鹿児島実業の杉内(元巨人)と対決するも、自らの2ランで均衡を破ると、6-0で完封勝利をあげ、続く3回戦も星稜を完封した。準々決勝のPL学園戦は球史に残る大激戦となり、延長17回を投げ切って勝利。ただその影響で先発を回避した準決勝の明徳義塾戦では、8回表まで6-0とリードを許すも、8回裏に4番レフトで出場していた松坂のタイムリーなどで4点を返すと、腕にしていたテーピングを外して9回のマウンドにあがり、明徳義塾を抑えると、チームは9回裏に3点を奪い大逆転勝利。決勝ではなんと、京都成章からノーヒットノーランを達成して春夏連覇を成し遂げた。ドラフト会議では3球団競合の末に西武に入団すると、高卒ながら1年目から3年連続で最多勝を獲得し、2006年と2009年のWBCでは日本のエースとして2大会連続でMVPを受賞。レッドソックスでは1年目に15勝、2年目に18勝をあげるも、その後はケガにも苦しんだ。2015年からは日本球界に復帰するも、ソフトバンクでは3年間で1勝もあげられなかったものの、中日に移籍した2018年には6勝をあげカムバック賞を受賞。今年から古巣の西武に移籍したが、右手の痺れ除去の手術を受けるなど復帰にはまだ時間がかかりそうである。

惜しくも5位に以内に入れなかったものの、他にも甲子園で活躍した中日の選手は以下の通り
・十亀剣(愛工大名電)
・野田昇吾(鹿児島実業)
・田村伊知郎(報徳学園)
・岡田雅利(大阪桐蔭)
・柘植世那(健大高崎)
・西川愛也(花咲徳栄)
・鈴木将平(静岡)
・熊代聖人(今治西)
・川越誠司(北海)
etc
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最終回は西武編です。
ランキングは、その他の実績などは関係なく、甲子園での活躍のみを基準として独断と偏見でつけているだけなので悪しからず…。
5位 今井達也(作新学院)
2016年の夏の甲子園で突如彗星のように現れて、チームを優勝へと導いたのが今井。そのポテンシャルは評価されながらも、なかなか実力を開花させることができずに、作新学院でエースの座を手にしたのは3年夏で、自身にとっては初の甲子園となった。ただ初戦の尽誠学園戦で151㌔をマークして13奪三振完封デビューを果たすと、続く3回戦では翌年に甲子園を制する花咲徳栄から2失点完投勝利。準々決勝では木更津総合の早川(早稲田大)との投手戦を3-1で制すると、準決勝でも明徳義塾を5回1失点に抑え、決勝でも北海から1失点完投勝利。結局この大会では全試合に先発して、1完封4完投勝利。41回をなげて失点5という活躍でチームを優勝に導いた。ドラフト会議では西武に1位指名されて入団すると、2年目には5勝、3年目には7勝を着実に勝ち星を増やしており、4年目の今年もローテの一角を担っている。

4位 高橋光成(前橋育英)
2013年に夏の甲子園には初出場となった前橋育英を頂点に導いたのが、当時2年生エースの高橋である。初戦の岩国商戦では途中9者連続を含む13奪三振完封勝利をあげると、2回戦の樟南戦では今度は打たせて取る投球で15個ものゴロアウトを奪って1-0の完封勝利。3回戦では浅間・高濱(ともに日本ハム)・渡辺(楽天)らを擁する横浜打線から1失点完投勝利をあげると、準々決勝ではリリーフ登板して、常総学院を5回10奪三振無失点に抑えた。準決勝では4番奥村(ヤクルト)擁する日大山形から1失点完投勝利をあげると、決勝でも延岡学園から3失点完投勝利。この大会で50回を投げて、自責点はわずか2という快投で、チームを夏の甲子園初出場初優勝に導いた。翌年のドラフト会議で西武に1位指名されて入団すると、1年目から5勝をあげる活躍をみせ、昨年は初のオールスター出場、2桁勝利を達成している。

3位 岸潤一郎(明徳義塾)
3位には紆余曲折を経て、今年独立リーグから西武に入団した甲子園のスターがランクイン。1年夏からライト兼投手として甲子園に出場すると、2回戦の新潟明訓戦では4番に座り、4回途中から最終回まで無失点リリーフ。準決勝でも同じく4番ライトにリリーフに奮闘するも、藤浪(阪神)の大阪桐蔭に敗れた。2年夏の甲子園にはエースとして出場し、初戦では瀬戸内の山岡(オリックス)との投手戦を2-1で制すると、2回戦では森(西武)率いる大阪桐蔭から1失点完投勝利をあげリベンジを果たし、ベスト8まで進出した。3年春のセンバツでは初戦で智弁和歌山相手に15回2失点完投勝利をあげるも、準々決勝では佐野日大の田嶋(オリックス)との投げ合いに敗れた。4度目の甲子園となった3年夏には初戦で4番岡本(巨人)の智弁学園から4失点完投勝利をあげるも、2回戦では優勝した大阪桐蔭に3-5で敗れた。その後は拓殖大に進学すると、1年春から二刀流として活躍するも、ケガなどもあり退部。1度は野球を辞める決意をしたが、徳島インディコソックスからの誘いもあり入団すると、1年目から盗塁王に輝くなだど俊足巧打の外野手として活躍し、昨年のドラフト会議では西武から8位指名を受けた。

2位 森友哉(大阪桐蔭)
藤浪(阪神)とのバッテリーで春夏連覇を成し遂げた、強打の捕手の森が2位にランクイン。2年春のセンバツでは、準決勝の健大高崎戦では逆方向の左中間スタンドに勝ち越しホームランを放つなど1番打者として打率.444の活躍で優勝に貢献。2年夏には
済々黌の大竹(ソフトバンク)からホームランを放ち打率.400をマークし、守っても36回2失点という藤浪の好投をアシストした。主将として臨んだ3年春のセンバツでは初戦の遠軽戦では4安打を放つも、ケガで次の試合は欠場しチームも敗れた。3年夏は日本文理戦で2打席連続弾を放つも、3回戦で明徳義塾の岸に1点に抑えられ敗れた。甲子園では4大会で通算.473というハイアベレージを残して、秋のドラフト会議では西武から1位指名をうける。1年目から3割近い打率を残すなど打力は十分であり、捕手としても徐々に成長をとげると、昨年は打率.329で首位打者も獲得し、リーグMVPにも輝いた。

1位 松坂大輔(横浜)
1位はなんといっても今年西武に復帰した松坂。横浜のエースとして3年春のセンバツに出場すると、初戦ではいきなり151㌔をマークし報徳学園から2失点完投勝利をあげ、3回戦では東福岡のエース村田(元巨人)との投げ合いになるも、4番打者として自ら先制打を放つと、13奪三振完封勝利。準決勝ではPL学園相手に2失点完投勝利をあげると、決勝では関大一の久保(元DeNA)との投げ合いを4安打完封勝利で制してセンバツ優勝。3年夏には、2回戦で鹿児島実業の杉内(元巨人)と対決するも、自らの2ランで均衡を破ると、6-0で完封勝利をあげ、続く3回戦も星稜を完封した。準々決勝のPL学園戦は球史に残る大激戦となり、延長17回を投げ切って勝利。ただその影響で先発を回避した準決勝の明徳義塾戦では、8回表まで6-0とリードを許すも、8回裏に4番レフトで出場していた松坂のタイムリーなどで4点を返すと、腕にしていたテーピングを外して9回のマウンドにあがり、明徳義塾を抑えると、チームは9回裏に3点を奪い大逆転勝利。決勝ではなんと、京都成章からノーヒットノーランを達成して春夏連覇を成し遂げた。ドラフト会議では3球団競合の末に西武に入団すると、高卒ながら1年目から3年連続で最多勝を獲得し、2006年と2009年のWBCでは日本のエースとして2大会連続でMVPを受賞。レッドソックスでは1年目に15勝、2年目に18勝をあげるも、その後はケガにも苦しんだ。2015年からは日本球界に復帰するも、ソフトバンクでは3年間で1勝もあげられなかったものの、中日に移籍した2018年には6勝をあげカムバック賞を受賞。今年から古巣の西武に移籍したが、右手の痺れ除去の手術を受けるなど復帰にはまだ時間がかかりそうである。

惜しくも5位に以内に入れなかったものの、他にも甲子園で活躍した中日の選手は以下の通り
・十亀剣(愛工大名電)
・野田昇吾(鹿児島実業)
・田村伊知郎(報徳学園)
・岡田雅利(大阪桐蔭)
・柘植世那(健大高崎)
・西川愛也(花咲徳栄)
・鈴木将平(静岡)
・熊代聖人(今治西)
・川越誠司(北海)
etc
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