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作新学院大×上武大【関甲新学生野球連盟】

4/11 関甲新学生野球連盟 第2節2回戦
作新学院大×上武大 @宇都宮清原球場

試合経過

作新学院大の先発は2年生左腕の嶋田であったが、いきなりコントロールに苦しむこととなり、先頭の長友にストレートの四球を与えてしまうと、続くバントの構えをしていた2番藤原にも四球。上武大は3番山脇が送って1死2・3塁としたところで、4番のプロ注目の古川を迎える。嶋田は1塁が空いていたこともあり、古川はやや敬遠気味に歩かせる。続く5番大橋の打球はライトの頭上を越える3ベースとなり、3人の走者が生還。嶋田はさらに6番島村にも四球を与えてしまい、作新学院大は早くも2番手として山田をマウンドに送る。上武大は7番三口がライトに犠牲フライを放ち、初回に4点を先制する。
20200911作新学院大 嶋田
作新学院大の先発嶋田であったが、まさかの1回持たずに降板となってしまった

上武大は2回裏にも反撃の手を緩めず、9番工藤・1番長友の連打で1・3塁のチャンスを作る。3番山脇はインコースのスライダーにやや詰まらされたかと思いきや、打球は伸びてセンターの頭上を越える2点タイムリー3ベース。さらに4番古川も初球のアウトコースのストレートを左中間にもっていくタイムリー2ベースを放ち、この回3点を追加。3回裏にも1死から小林亮が四球で出塁すると、9番田口がセンターオーバーのタイムリー3ベースを放ち、3回までに8-0と大量リードを奪う。
20200911上武大 山脇
2回に2点タイムリー3ベースを放った上武大の山脇

一方の作新学院大は初回に先頭の田口のヒットを起点に、2死1・3塁のチャンスを作るも、5番小松はセンターフライで無得点。2回には1死2塁から8番細野がライト線に2ベースを放つも、フライ性の打球でハーフウェイからスタートが遅れた2塁ランナーの関口は、島村→長友→古川という上武大の中継プレーの前にホームタッチアウト。2塁に残った細野も牽制で刺されてしまい、チャンスは作るものの得点ができない。
20200911作新学院大 田口
初回はヒットを放ちチャンスを作った作新学院大の田口

上武大の先発は、昨秋には横浜市長杯で150㌔をマークし話題にもなった2年生右腕の加藤。清原球場はスピードガンが辛いことでも有名で、この試合ではMaxは144㌔止まりであったものの、非常に力のあるストレートを投げ込んでいた。上述のように初回、2回とピンチを凌ぐと、3回以降は安定したピッチングを展開。三振こそ1個のみと物足りなかったが、上述のストレートを中心に、スライダー・カーブも交えて作新学院打線を打ち取っていく。5回まで打たれたヒットは散発の4安打無失点という内容で、チームが大量リードを奪っていたこともあり、ここでマウンドを降りる。先週の開幕戦では、6回途中で5失点という内容で、前日には1戦目の先発をはく奪された加藤であったが、この試合では見事に結果を出したといえる。
20200911上武大 加藤
5回無失点の好投を見せた上武大の先発加藤

上武大は5回裏、2死から9番工藤がファーストエラーで出塁すると、盗塁を決めてチャンスを作る。1番長友はカウント2B1Sからのストレートをたたくと、打球は打った瞬間にそれと分かるライトスタンドへの2ランホームラン。長友の2試合連続弾で、上武大がリードを10点に広げる。
20200911上武大 長友2
2ランホームランを放った上武大の長友

点差をつけた上武大は6回からピッチャー水口、キャッチャー進藤とバッテリーを交代。水口は眼鏡がトレードマークのサイド右腕であり、130㌔中盤のストレートとスライダーを低めに決めることができており、作新打線を2イニング無失点に抑え、10点差をキープ。これにより連盟の規定で、上武大が10-0で7回コールド勝ちとなった。


20200411作新学院大×上武大
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


上武大の注目といえば、やはり大学生No1捕手との呼び声の高い古川である。この日もスタンドには多くのスカウトが詰めかけていたが、そのお目当ては古川でほぼ間違いない。バッティングではやはり警戒されていたこともあり、この試合でも2四球で、2打数1安打1打点。その1安打は左バッターのアウトコースのストレートを左中間に持っていくというお手本のようなバッティングであった。守備は試合ではそれほど見せ場はなかったものの、シートノックでは素早く力強い送球を披露していた。また6回からはファーストに回り、前日のショートに続いてスカウトの前で持ち前の万能性も披露。タイプとしては昨年ロッテに2位指名された佐藤によく似ている。
20200911上武大 古川
ファーストゴロを処理する上武大の古川

この古川の内野には、来年以降のことを見据えて1年捕手の進藤に経験を積ませるという意図もあるだろう。昨年は筑陽学園を春夏ともに甲子園出場に導いた、セカンド送球1.8秒の強肩捕手は、古川の卒業する来年以降はチームの扇の要として大きく期待されているようである。ただこんな来年のことを見据えるほど、今日の上武大は余裕の展開であった。今日だけに限らず、リーグ戦でもこれで開幕から4試合連続で2桁得点をあげての勝利と強さを見せつけており、上武大にとっての本当の勝負は白鴎大と対戦するリーグチャンピオンシップラウンドさらには神宮大会の出場権をかけて戦う横浜市長杯といったところであろうか?
20200911上武大 進藤
来年の正捕手としての期待が高い上武大の1年生進藤

作新学院大に関しては、今日は投手陣が全てであった。先発の嶋田はストレートに角度があり、これが決まれば凡打の山をきずけそうであるが、四球連発でまさかの初回KO。2番手の山田も捉えられていたにも関わらず、5回まで引っ張らなければいけなかったあたりや、これで3試合連続での2桁失点という結果からも、投手事情の苦しさがうかがえた。これで開幕から4連敗でリーグチャンピオンシップラウンド進出(=優勝)の可能性も消えてしまったが、是非とも来年にも向けて投手陣の奮起に期待したい。


Pickup Player
長友晃輝 上武大4年 ファースト/外野
~絶好調の1番打者がとどめの2ランホームラン~

宮崎日大では2年夏に甲子園にエース杉尾(日立製作所)らを擁して甲子園に出場し、長友も初戦ではファーストで途中出場をはしている。3年夏は5番ショートを務めており、184㎝の大型ショートとして期待値も高かった。上武大では主に外野を務めるようになり、2年秋あたりから外野やDHでスタメンに名を連ねる機会も出てきたものの、選手層の厚い上武大の中ではなかなかレギュラーとして出続ける状態には持っていけなかった。

しかし今年は自粛明けのオープン戦や巨人との練習試合では1番ファーストに定着しており、この秋のリーグ戦でもこの試合で4試合連続でスタメン出場とレギュラーの座を手にした。第1節では2試合ともマルチ安打をマークし、前日に行われた第2節1日目では6番打者として出場すると3ランを含む4打点の活躍。この試合では再び打順を1番に戻し出場していた。

まず1打席目には嶋田がストライクが入らなかったこともありストレートの四球で出塁すると、2番打者の場面では盗塁を決めてみせ、先制のホームを踏んだ。第2打席では今度は低めのストレートにうまく合わせて、ライナー性の打球でセンター前に運んで見せた。そして5回2死1塁という場面で迎えた第4打席では、カウント2B1Sからのストレートを捉えると、打球は放物線を描いてライトスタンドに飛び込む2ランホームランとなった。結局この試合では3打数2安打2打点2得点という活躍で、開幕からマルチヒットを4試合連続とした。

長友は185㎝83㎏という体格で、スイングが強烈でパンチ力のある打撃に加えて、走力もあり身体能力が高いため、まだまだ伸びしろもありそう。また守備もこの試合ではファーストでスタメンもライトに回り、高校時代もショートだったことを考えると内外野マルチにこなせる。是非とも社会人野球に進めば非常に楽しみな選手であることは間違いない。

20200911上武大 長友
2試合連続弾となる2ランを放った上武大の1番長友


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