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神宮枠も21世紀枠も見直して欲しい件について

新型コロナウィルスの影響で、昨秋には明治神宮大会が中止となった。本来であれば、神宮大会で優勝したチームは、その時点で神宮枠としてセンバツ出場が確定し、残りの31枠について1月に選考を行うこととなる。では今年のセンバツでは、神宮枠分の1枠の取り扱いをどうするかということは、昨年から話題となっていた。

結論からいうと、高野連は21世紀枠を3→4枠に増やすことで、この1枠を埋めることとした。センバツの各地区の出場枠はもともと決まっていて、どこかの地区だけ1枠増やそうとすると色々ややこしいのは事実であり、21世紀枠を増やすというのは、公平性を何よりも重視する高野連らしい無難な選択だと思った。

ただ個人的には、21世紀枠というのはあまり面白いとは思わない。実際ここ5年で計15チームが出場したものの1回戦と突破したのは2チームのみで、そのうち1チームは初戦が21世紀枠同士の対決であった。21世紀枠のチームと、一般選考で選らばれたチームの格差は顕著であり、単純な野球としての勝負の面白みには欠けてしまう。21世紀が始まって、もう20年も経つのでこの制度も見直して欲しい(枠を変える、選考基準を変える)と思っている。今年も各地区からの推薦校9チームが候補となっていて、このうち4校がセンバツに出場できるわけだが、全国の強豪と渡り合える可能性をもっているのは、東北地区推薦の八戸西くらいかと思われる。

それでも21世紀よりも見直して欲しいものがある。それこそが、今回の話題の神宮枠である。神宮枠は、実は神宮大会で優勝したチームでなく、優勝チームが属する地区に与えられるといえる。優勝チームは神宮枠で出場が決まり、その分地区の枠が1つ空くからである。優勝チームからしてみてば、神宮大会に出ている時点で、地区大会で優勝しているのだから、センバツ出場は不祥事でもない限りは確定。つまりこの神宮枠という制度は、優勝チームには何の恩恵もないのである。そんな事情と、また11月末の寒い時期に過密日程で大会を行うため、この大会に対する各チームのモチベーションは高いとは言えず、秋の日本一といわれる神宮大会の優勝したチームが、そのままセンバツを制するというケースは、エース大谷(今年からロッテのコーチ)を擁した報徳学園以来、現れていない。

つまり神宮枠自体が、非常に微妙な制度なのであり、これ自体を廃止してしまえばいいと個人的には思う。神宮枠を廃止した場合には、今回と同じようにその分の1枠をどうするかという話になる。そのときに今回のように21世紀枠を増やすという、無難な話で済ませるなら、こんな話は出せなくなってしまうだろう。

では神宮枠を廃止してどうすればよいか…?

・神宮大会優勝チームをセンバツのシードに
センバツはや31チームでセンバツをやってしまい、神宮大会優勝チームをシードにして、多少であるがセンバツ制覇に向けて有利にしてあがるという手はある。

・地区の枠の再編
センバツ出場は32チームのままで、各地区に割り当てられた枠を再編するのである。学校数も、センバツでも実績も変わっているのに、この見直しがそもそもされないのも変な話である。これに関しては21世紀枠を減らすことも含めて検討して欲しい。

ちなみに以下の数字は、ここ5年の地区ごとのセンバツでの平均勝利数である。
※センバツの勝利数の合計/地区のセンバツ出場枠

北海道 1.0
東北   1.0
関東   0.93
東海   1.5
北信越 1.2
近畿   1.8
中国   0.32
四国   0.56
九州   1.1

あくまでここ5年のセンバツの実績という点からだけみると、中国・四国は枠が多すぎて、東海・北信越・近畿は枠が少なすぎるという話にもなる。高野連がこの見直しを行わないのは、単に面倒臭いのと批判されるのが嫌だからであろう。これは簡単な1例であるが、しっかりとしたデータに基づけば、ある程度は納得の得られるもの枠割はできると思うので、高野連には再検討を期待したいところである。


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