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東都1部2部入替戦

東都の入替戦は中央大が勝って残留を決めたようです。

~大方の予想は青山学院が有利であったが~
開幕から8連敗であっさりと入替戦行きが決まってしまった中央大と、ハイレベルな立正大との接戦を制して2部優勝を果たした青山学院大学の戦い。大方の予想では青山学院が有利とみられていて、さらに初戦をとったのも青山学院でした。しかしそこから中央大が2戦連続完封し、残留という予想外の展開だ。

~逆転の立役者は鍬原~
その立役者は間違いなく、2戦目で完封勝利をあげて、流れを中央大に引き寄せた鍬原(3年:北陸)であろう。鍬原はMax152㌔のストレートが武器だが、コントロールなどに不安が残る投手。この春も先発は1回のみ(それも最下位きまった後)で、基本的にはリリーフで登板していた。

しかし先発の鍬原はリリーフのときとは異なり、ストレートのMaxは147㌔止まりも、アウトコースコントロールが素晴らしかった。リリーフ時はほとんどストレートであったが、スライダーをうまく使ってカウントを稼ぐことができていた。リリーフ時とは異なった、先発用のピッチングを見せたのであった。そして結果として7回までは外野へのヒットすら許さない好投で、見事に完封勝利。最終戦でも最後に抑えとして登板するなど、まさに大車輪の働きであった。

そんなナイスピッチングの鍬原だが、実はコンディションはよくなかったようだ…。


~実はコンディション不良の鍬原~

今季の中央大は、他チームが先発投手が確立できていない中、昨年からエース級の働きの村川(4年:浜田)と昨年の最後の方に先発の座を手にした伊藤(2年:都小山台)と先発が確立されていて前評判は高かった。しかしこの2人が不調でリーグ戦は最下位…。そんな事情もあり、先発経験の少ない鍬原だが、実は入替戦の1戦目の先発として予定されていた。しかし先週末に39℃を越える発熱があり、2戦目に回ったということであった。コンディション的にいいはずがない。

20160606中央大 鍬原
入替戦で大車輪の活躍をみせた中央大:鍬原


是非とも秋にはエース鍬原のもと、最下位争いでなく、首位争いをする中央大を見たいものだ。

一方、敗れてしまった青山学院にとってはまさかの展開…。一昨年までは非常にいい流れで来ただけに悔しさも大きいだろう。スタメンのメンバーを見ると甲子園で活躍したメンバーがズラリ(スタメンでぇは佐藤将意外は全員が甲子園出場した)と並んでいて、2部に置いておくには豪華すぎるメンツである。是非とも秋にもまた1部昇格チャレンジをしてほしいところだ。





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