慶應義塾×桐蔭学園【選手権神奈川大会】
7/12 選手権神奈川大会1回戦
慶應義塾×桐蔭学園 @サーティーフォー保土ヶ谷スタジアム
試合経過
夏の神奈川大会でノーシード校となってしまった高校の中で、注目は慶應義塾と桐蔭学園であり、この2チームがどこに入るかというのは、注目の的であった。しかしなんとこの2校は隣のくじを引いてしまい、なんと1回戦から慶應義塾×桐蔭学園という強豪同士の対決が実現してしまった。
まずマウンドにあがったのは桐蔭学園の2年生エースの山口凱。バランスのとれたフォームから繰り出すストレートには力があり、コントロールもよく、この試合で与えた四球は1個のみ。打者の手元で鋭く曲がるスライダーとのコンビネーションが光る投球で、4回までは打たれたヒットは慶應のリードオフマンの真田の2本のみで無失点に抑える。

桐蔭学園の2年生エースの山口凱
慶應の先発の背番号10の左腕荒井も、Max145㌔との評判通りストレートには力があり、フォームも決して開くことのない、いいサウスポーといった感じであった。変化球はスライダーとカーブを操っており、2回には満塁のピンチを凌ぐなどして4回まで無失点。両チームの先発投手の好投で4回まで0-0のまま進んだ。

慶應義塾の先発のマウンドに上がった左腕の荒井
試合が動いたのは5回、慶應は先頭の7番小堀がライトオーバーの2ベースで出塁。続く8番金岡の送りバントはやや強かったことが幸いして、投手の横を抜けていき、サード相澤が慌ててバックアップしてファーストに送球するも、これをベースカバーに入ったセカンド木本はキャッチできず、ボールが1塁ファールグランドを転々とする間に、小堀が一気に生還して慶應が1点を先制する。

慶應義塾の先制点の起点となる2ベースとはなった小堀
しかし桐蔭学園はその裏、先頭の山口凱が自らのバットでライト前ヒットを放つと、続く1番慶野はファーストの前にセーフティバントを決めて、2番田中が今度はきっちりと送って1死2・3塁のチャンスを作り、桐蔭学園の木本・松下というプロ注目の二遊間で構成される3・4番を迎える。荒井は木本には四球を与えてしまい満塁となったものの、4番松下は浅いライトフライでランナー帰れず。これで波に乗ったか荒井は5番相澤に対しても、スライダー2球で簡単に追い込んだものの、相澤は3球目のストレートを捉えると、打球はレフトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースとなり、桐蔭学園が逆転。慶應はエース前田をマウンドに送り、追加点は許さなかったものの試合は桐蔭学園が2-1とリードして前半戦を終える。

逆転タイムリー2ベースを放つ桐蔭学園の相澤
ただ慶應は7回表、この回先頭の7番二宮の放ったレフトポール際への大飛球は、桐蔭学園の抗議もあったものの、ホームランと判定されて同点。さらに前田がヒットで続くと。8番金谷のバントはまたもや桐蔭守備陣のエラーを誘い、さらに荒井が送って1死2.3塁のチャンスを作る。1番真田は2球目のストレートを叩くと、真田のこの試合3本目のヒットとなる打球はセンターの頭上を越える2点タイムリー2ベースとなり、慶應が4-2と逆転し、桐蔭学園のエース山口をマウンドから降ろすこととなる。

同点ホームランを放った慶應義塾の二宮
さらに慶應は8回表、先頭の今泉が死球で出塁すると、坪田が送って、二宮のセンター前ヒットで1死1・3塁のチャンスを作る。7番前田の打球は、全身守備のセカンドの後方に上がり、これをショート松下が広い守備範囲でカバーしスライディングキャッチを試みたものの、ボールはグラブからこぼれ落ち、今泉が生還して慶應がリードを5-2と広げる。
ただし桐蔭学園は8回裏、先頭の進藤がライト前ヒットで出塁すると、7番小林も初球を捉えると打球は右中間を抜けるタイムリー2ベース。2死2塁となってから迎えた1番慶野のセンター前への打球に対して、慶應のセンター横地はスライディングキャッチを試みるも、ボールを弾いてしまい小林が生還して桐蔭学園が4-5と1点差に迫る。続く2番田中もライト前ヒットを放ち、慶野は同点のホームを狙ったものの、ライト真田がこれを刺して、桐蔭学園に同点を許さなかった。
9回裏、慶應は荒井が再びマウンドに上がる。ただ勢いのある桐蔭学園は、先頭の3番木本が右中間に3ベースを放ち、さらに迎えるは4番松下という同点の絶好のチャンスを迎える。松下はフルカウントからライトに強烈な打球を放つも、これはライト正面のライナーとなり、3塁ランナー動けず。それでもこの試合当たっている5番相澤を迎えると、相澤の打球は3塁線へ…この打球をサード今泉がほぼ3塁ベースの真上で好捕。木本は慌てて3塁へ戻るも、ほぼ自分に向かってくる打球なので、反射的に避けてしまうところもあり反応がやや遅れて、この3塁ベース上でタッチアウト。2死1塁と一気にチャンスが後退した桐蔭学園は、最後は代打の木原がセンターフライに倒れてゲームセット。1回戦としてはもったいない強豪対決は、慶應義塾が5-4で勝利して、2回戦へコマを進めることとなった。

※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
この試合の慶應義塾はスタメンで背番号とポジションが一致するのがサード今泉、センター横地の2人のみであった。ショートには1年生の八木を起用し、もともとショートだった二宮はライト→ファーストと守り、キャチャーも2年生捕手の吉開(背番号2)でなく、背番号3の坪田(もともとは捕手であった)を起用するなど、守備の要となる部分にも、直前で手を入れたようだ。さらにリードオフマンとして起用した真田は背番号17であるが、名簿には名前が載っておらず、直前での登録変更でベンチ入りを果たした選手だった。ただ結果的には二宮は同点ホームランを放ち、真田は打っては決勝タイムリーを含む3安打、守ってはライトから同点を阻止する好返球という大活躍。夏本番直前どのポジション変更は、この試合では吉と出たといえるだろう。

決勝打を含む3安打の活躍をみせた慶應義塾の真田
桐蔭学園はやはりプロ注目の二遊間である木本・松下がエンジンがかかるのが遅かったか…。この試合では3番木本、4番松下という布陣で臨んだが、8回まではともにノーヒット。最終回には木本が右中間に3ベースを放ち、続く松下の打球も素晴らしかったが正面のライトライナーになってしまうなど、ツキにも見放されてしまい、結局この2人の打撃が直接桐蔭学園の得点に絡むことはなかったのは、桐蔭学園としては大きな誤算であっただろう。これで中学時代には裾野シニアで日本一になったメンバー4人(木本・松下・勝間田・山口)を擁した桐蔭学園の世代が、まさかの初戦敗退となってしまった。

最終回には3ベースを放った桐蔭学園の木本
ただエース山口はまだ2年生。敗け投手となってしまったものの、守備に足を引っ張られたところもあり、投球内容には光るものがあり、来年には神奈川を代表する投手として君臨することだろう。またともにタイムリーを含む2安打を放った相澤・小林も2年生である。初戦敗退となってしまった分、秋季大会への新チームの立ち上がりは早くなることも踏まえれば、桐蔭学園の新チームは非常に楽しみである。
Pickup Player
前田晃宏 慶應義塾3年 投手
~負傷したままのエースが流れを呼び込む投球~
5回から慶應義塾は、2番手としてエース前田が登板したことで、この試合の流れは変わった。
広島カープで活躍した前田智徳の次男ということでも注目されている前田晃宏は、小学生時代にはカープジュニア、中学時代にはNOMOジャパンも経験し、高校では慶應義塾に進学。1年秋には背番号10をつけベンチ入りをはたし、桐光学園戦では先発のマウンドに上がっている。2年秋からはエースとなるものの、先発した桐蔭学園では4回途中で降板してチームは敗退。最後の夏に懸けたいところであったが、大会直前に右膝を負傷し、この試合もテーピングをまいたまま臨んでいたそうだ。
そんな万全の状態ではなかったために、先発は左のエースの荒井に譲る形となったが、5回に荒井が逆転を許した直後に、森林監督は前田をマウンドに送った。いきなり2死2・3塁というピンチで最初のバッターの進藤は歩かせてしまったものの、続く小林からは得意のスライダーで三振を奪ってガッツポーズを見せた。前田はストレートはおそらく140㌔には満たないであろうが、このようにスライダーやチェンジアップといった変化球を武器とした投手である。6・7回は桐蔭打線から4個もの三振を奪い無失点に抑えた。
打席に立つと本来はバッティングを武器としている選手には見えなかったが、そこは前田智徳の息子ということだろうか…7回には二宮のホームラン直後にレフト前ヒットを放って逆転のホームを踏み、8回にもタイムリーを放つ活躍をみせた。その裏の投球では8回には2点を返され、最終回のマウンドは荒井がレフトから戻る形となったものの、投げては3回1/3で2失点、打っては2打数2安打という活躍。前田の登場で流れが一気に慶應義塾に傾いたこともあり、投打で重要な活躍をみせた。
まだ本来の姿には遠いだろうが、今年の慶應義塾はまさに総力戦であり、勝ち抜くためには前田の活躍も必須であろう。そしてその先に目を向けると、投手育成に定評のある慶応大に進学するとなることになるだろう。もともと投球術や変化球には定評があるだけに、スピードがさらについてくれば、タイプ的には現在の慶応大のエースの森田のような投手となれることだろう。

途中からマウンドにあがり投打で慶應義塾の流れを手繰り寄せたエース前田
ランキングに参加しています
よろしければクリックをお願いします↓

にほんブログ村
慶應義塾×桐蔭学園 @サーティーフォー保土ヶ谷スタジアム
試合経過
夏の神奈川大会でノーシード校となってしまった高校の中で、注目は慶應義塾と桐蔭学園であり、この2チームがどこに入るかというのは、注目の的であった。しかしなんとこの2校は隣のくじを引いてしまい、なんと1回戦から慶應義塾×桐蔭学園という強豪同士の対決が実現してしまった。
まずマウンドにあがったのは桐蔭学園の2年生エースの山口凱。バランスのとれたフォームから繰り出すストレートには力があり、コントロールもよく、この試合で与えた四球は1個のみ。打者の手元で鋭く曲がるスライダーとのコンビネーションが光る投球で、4回までは打たれたヒットは慶應のリードオフマンの真田の2本のみで無失点に抑える。

桐蔭学園の2年生エースの山口凱
慶應の先発の背番号10の左腕荒井も、Max145㌔との評判通りストレートには力があり、フォームも決して開くことのない、いいサウスポーといった感じであった。変化球はスライダーとカーブを操っており、2回には満塁のピンチを凌ぐなどして4回まで無失点。両チームの先発投手の好投で4回まで0-0のまま進んだ。

慶應義塾の先発のマウンドに上がった左腕の荒井
試合が動いたのは5回、慶應は先頭の7番小堀がライトオーバーの2ベースで出塁。続く8番金岡の送りバントはやや強かったことが幸いして、投手の横を抜けていき、サード相澤が慌ててバックアップしてファーストに送球するも、これをベースカバーに入ったセカンド木本はキャッチできず、ボールが1塁ファールグランドを転々とする間に、小堀が一気に生還して慶應が1点を先制する。

慶應義塾の先制点の起点となる2ベースとはなった小堀
しかし桐蔭学園はその裏、先頭の山口凱が自らのバットでライト前ヒットを放つと、続く1番慶野はファーストの前にセーフティバントを決めて、2番田中が今度はきっちりと送って1死2・3塁のチャンスを作り、桐蔭学園の木本・松下というプロ注目の二遊間で構成される3・4番を迎える。荒井は木本には四球を与えてしまい満塁となったものの、4番松下は浅いライトフライでランナー帰れず。これで波に乗ったか荒井は5番相澤に対しても、スライダー2球で簡単に追い込んだものの、相澤は3球目のストレートを捉えると、打球はレフトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースとなり、桐蔭学園が逆転。慶應はエース前田をマウンドに送り、追加点は許さなかったものの試合は桐蔭学園が2-1とリードして前半戦を終える。

逆転タイムリー2ベースを放つ桐蔭学園の相澤
ただ慶應は7回表、この回先頭の7番二宮の放ったレフトポール際への大飛球は、桐蔭学園の抗議もあったものの、ホームランと判定されて同点。さらに前田がヒットで続くと。8番金谷のバントはまたもや桐蔭守備陣のエラーを誘い、さらに荒井が送って1死2.3塁のチャンスを作る。1番真田は2球目のストレートを叩くと、真田のこの試合3本目のヒットとなる打球はセンターの頭上を越える2点タイムリー2ベースとなり、慶應が4-2と逆転し、桐蔭学園のエース山口をマウンドから降ろすこととなる。

同点ホームランを放った慶應義塾の二宮
さらに慶應は8回表、先頭の今泉が死球で出塁すると、坪田が送って、二宮のセンター前ヒットで1死1・3塁のチャンスを作る。7番前田の打球は、全身守備のセカンドの後方に上がり、これをショート松下が広い守備範囲でカバーしスライディングキャッチを試みたものの、ボールはグラブからこぼれ落ち、今泉が生還して慶應がリードを5-2と広げる。
ただし桐蔭学園は8回裏、先頭の進藤がライト前ヒットで出塁すると、7番小林も初球を捉えると打球は右中間を抜けるタイムリー2ベース。2死2塁となってから迎えた1番慶野のセンター前への打球に対して、慶應のセンター横地はスライディングキャッチを試みるも、ボールを弾いてしまい小林が生還して桐蔭学園が4-5と1点差に迫る。続く2番田中もライト前ヒットを放ち、慶野は同点のホームを狙ったものの、ライト真田がこれを刺して、桐蔭学園に同点を許さなかった。
9回裏、慶應は荒井が再びマウンドに上がる。ただ勢いのある桐蔭学園は、先頭の3番木本が右中間に3ベースを放ち、さらに迎えるは4番松下という同点の絶好のチャンスを迎える。松下はフルカウントからライトに強烈な打球を放つも、これはライト正面のライナーとなり、3塁ランナー動けず。それでもこの試合当たっている5番相澤を迎えると、相澤の打球は3塁線へ…この打球をサード今泉がほぼ3塁ベースの真上で好捕。木本は慌てて3塁へ戻るも、ほぼ自分に向かってくる打球なので、反射的に避けてしまうところもあり反応がやや遅れて、この3塁ベース上でタッチアウト。2死1塁と一気にチャンスが後退した桐蔭学園は、最後は代打の木原がセンターフライに倒れてゲームセット。1回戦としてはもったいない強豪対決は、慶應義塾が5-4で勝利して、2回戦へコマを進めることとなった。

※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください
この試合の慶應義塾はスタメンで背番号とポジションが一致するのがサード今泉、センター横地の2人のみであった。ショートには1年生の八木を起用し、もともとショートだった二宮はライト→ファーストと守り、キャチャーも2年生捕手の吉開(背番号2)でなく、背番号3の坪田(もともとは捕手であった)を起用するなど、守備の要となる部分にも、直前で手を入れたようだ。さらにリードオフマンとして起用した真田は背番号17であるが、名簿には名前が載っておらず、直前での登録変更でベンチ入りを果たした選手だった。ただ結果的には二宮は同点ホームランを放ち、真田は打っては決勝タイムリーを含む3安打、守ってはライトから同点を阻止する好返球という大活躍。夏本番直前どのポジション変更は、この試合では吉と出たといえるだろう。

決勝打を含む3安打の活躍をみせた慶應義塾の真田
桐蔭学園はやはりプロ注目の二遊間である木本・松下がエンジンがかかるのが遅かったか…。この試合では3番木本、4番松下という布陣で臨んだが、8回まではともにノーヒット。最終回には木本が右中間に3ベースを放ち、続く松下の打球も素晴らしかったが正面のライトライナーになってしまうなど、ツキにも見放されてしまい、結局この2人の打撃が直接桐蔭学園の得点に絡むことはなかったのは、桐蔭学園としては大きな誤算であっただろう。これで中学時代には裾野シニアで日本一になったメンバー4人(木本・松下・勝間田・山口)を擁した桐蔭学園の世代が、まさかの初戦敗退となってしまった。

最終回には3ベースを放った桐蔭学園の木本
ただエース山口はまだ2年生。敗け投手となってしまったものの、守備に足を引っ張られたところもあり、投球内容には光るものがあり、来年には神奈川を代表する投手として君臨することだろう。またともにタイムリーを含む2安打を放った相澤・小林も2年生である。初戦敗退となってしまった分、秋季大会への新チームの立ち上がりは早くなることも踏まえれば、桐蔭学園の新チームは非常に楽しみである。
Pickup Player
前田晃宏 慶應義塾3年 投手
~負傷したままのエースが流れを呼び込む投球~
5回から慶應義塾は、2番手としてエース前田が登板したことで、この試合の流れは変わった。
広島カープで活躍した前田智徳の次男ということでも注目されている前田晃宏は、小学生時代にはカープジュニア、中学時代にはNOMOジャパンも経験し、高校では慶應義塾に進学。1年秋には背番号10をつけベンチ入りをはたし、桐光学園戦では先発のマウンドに上がっている。2年秋からはエースとなるものの、先発した桐蔭学園では4回途中で降板してチームは敗退。最後の夏に懸けたいところであったが、大会直前に右膝を負傷し、この試合もテーピングをまいたまま臨んでいたそうだ。
そんな万全の状態ではなかったために、先発は左のエースの荒井に譲る形となったが、5回に荒井が逆転を許した直後に、森林監督は前田をマウンドに送った。いきなり2死2・3塁というピンチで最初のバッターの進藤は歩かせてしまったものの、続く小林からは得意のスライダーで三振を奪ってガッツポーズを見せた。前田はストレートはおそらく140㌔には満たないであろうが、このようにスライダーやチェンジアップといった変化球を武器とした投手である。6・7回は桐蔭打線から4個もの三振を奪い無失点に抑えた。
打席に立つと本来はバッティングを武器としている選手には見えなかったが、そこは前田智徳の息子ということだろうか…7回には二宮のホームラン直後にレフト前ヒットを放って逆転のホームを踏み、8回にもタイムリーを放つ活躍をみせた。その裏の投球では8回には2点を返され、最終回のマウンドは荒井がレフトから戻る形となったものの、投げては3回1/3で2失点、打っては2打数2安打という活躍。前田の登場で流れが一気に慶應義塾に傾いたこともあり、投打で重要な活躍をみせた。
まだ本来の姿には遠いだろうが、今年の慶應義塾はまさに総力戦であり、勝ち抜くためには前田の活躍も必須であろう。そしてその先に目を向けると、投手育成に定評のある慶応大に進学するとなることになるだろう。もともと投球術や変化球には定評があるだけに、スピードがさらについてくれば、タイプ的には現在の慶応大のエースの森田のような投手となれることだろう。

途中からマウンドにあがり投打で慶應義塾の流れを手繰り寄せたエース前田
ランキングに参加しています
よろしければクリックをお願いします↓



にほんブログ村
スポンサーサイト