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京都産業大✕大阪商業大【関西六大学野球連盟】

9/24 関西六大学野球連盟 第3節2日目
京都産業大✕大阪商業大 @わかさスタジアム京都

試合経過

大商大が前日の1戦目で京産大に勝利して、リーグ戦20連勝を飾って迎えた2戦目。京産大は先日プロ志望届を提出したドラフト候補の北山が、大商大も春はエースを務めていた伊原がこの秋初先発のマウンド。ともにリーグを代表する投手ながら、この秋はここまで思うように結果を出せていない2人の先発で試合が始まった。

大商大は1回裏に、この試合で1番に抜擢された福島大の打球はショートゴロとなるも、ショートの送球がショーバンになってしまい出塁。さらに序盤ピりっとしない北山は2番家田にストレートの四球を与えてしまい、3番福元は変化球をうまく拾って、大商大がいきなり無死満塁のチャンスを作る。すると1死から5番渡部のライト前ヒットで1点を先制すると、6番梅本の打球はレフトの頭上を越える走者一掃のタイムリー2ベースとなり、大商大が北山から初回に4点を先制する。
20210924大商大 梅本
初回に走者一掃のタイムリー2ベースを放った大商大の梅本

出鼻をくじかれてしまった北山は2回以降はモデルチェンジ。初回に149㌔をマークしていたストレートは、140㌔前半に抑え、スライダー・カットボール・SFF・チェンジアップといった変化球も増やして巧みな投球をみせると、大商大打線は初回のように繋がりがなく、ヒットが出ても散発であり、追加点をあげることができない。
20210924京産大 北山2
2回以降はピッチングをモデルチェンジして相手打線を抑えた京産大の北山

大商大の先発の伊原は、ストレートはMax142㌔であるがコントロールが抜群であり、持ち味のカットボールに近いスライダー、さらにはチェンジアップを駆使した伊原らしい投球を披露。春は絶対的なエースだったものの、この秋の登板はこれまでリリーフのみだったので心配していたが、今日の投球内容は、春の井原と遜色ないといえるものであったころだろう。京産大打線にヒットは許すものの、連打などはなく全て散発であり、また四球もないために、京産大はなかなか得点をあげることができずに、試合は大商大が4-0とリードしたまま終盤に入っていく。

ただ終盤になるとさすがに京産大打線もあってきたのは、7回表には4番川岸がヒットを放ち、この試合で始めて回の先頭打者が出塁。6番久木﨑もレフト前ヒットで続き、京都成章コンビの活躍で1死1・3塁のチャンスを作る。このチャンスで京産大は1年生の代打西崎を送るも、伊原が貫録の全てストレートで三振に仕留め、さらに小林もレフトフライに打ち取る。京産大は8回にも山本貴・遠藤の連打でチャンスを作り、大商大のブルペンは慌ただしくなったものの、伊原が意地をみせて最後はリーグ戦の首位打者の材木をサードゴロ併殺に仕留めてピンチを凌ぐ。
20210924京産大 山本貴
京産大打線で唯一のマルチ安打を放った山本貴

対照的に大商大は7回裏に先頭の大谷がヒットで出塁すると、バッテリーミスとバントで3塁まで進み、1番福島大の犠牲フライで待望の追加点。8回にも4番犬飼のところで代打で出場した1年生の山本が三遊間を破るヒットを放つど、同じく代走の1年生吉岡がパスボールで一気に3塁を陥れ、5番渡部のこの試合2本目のタイムリーで生還と1年生3人の活躍で5点目をあげる。
20210924大商大 渡部
この試合2本目のタイムリーを放った大商大の渡部

7・8回のピンチを切り抜けた伊原は、最終回は京産大の攻撃を3人で抑えて。見事に8安打10奪三振完封勝利。大商大が5-0で京産大を下し、リーグ戦の連勝記録を21に伸ばした。
20210924大商大 井原
完封勝利をあげた大商大の伊原


20210924京産大✕大商大
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


結局プロ注目の京産大のエース北山は完投したものの、8回6失点という内容。北山はこれで0勝4敗となってしまい、ドラフト前のリーグ戦として、またチームの主将としても非常に厳しいシーズンを送っている。ストレートはMax149㌔をマークし、変化球も個々のボールは素晴らしいものがあったし、2回から投球モデルをチェンジして大商大打線を抑えるなどいい点もあったので、指名漏れといこはなさそうだが、上位候補というランクからは落ちてしまいそうだ。
20210924京産大 北山1
ドラフト目前で苦しい戦いが続く京産大の北山

大商大の主将の福元もプロ志望届を提出している。この試合では初回に北山の変化球をうまく拾って、初回の4得点につながる貴重なヒットを放った。3年秋・4年春と2季連続でMVPを受賞している強打者であり、同じプロ志望届を提出した選手として、北山も意識していたようで、2回以降抑えていた球速も福元の打席では146㌔をマークするなど復活していた。凡打の打席も内容は悪くなかったが、DHで出場している打撃を売りとする選手としては、4打数1安打という結果は物足りなく、もっとアピールが欲しかったというのが本音であろう。
20210924大商大 福元
こちらもプロ志望届を提出した大商大の主砲福元

にしても大商大はこれでリーグ戦21連勝と強すぎる。この秋はエースとして活躍する上田がここまで24イニングで1失点と圧倒的な投球をみせており、ここに春までのエース井原が完封勝利をあげるなど復活したのは大きい。この秋は6試合を消化しているが、失点は2のみとディフェンス面は盤石であり、リーグ6連覇に向けてはまさに視角がないといった状態である。


Pickup Player
福島大輝 大阪商業大1年 外野手
~好調を維持して1番抜擢に応える活躍~
この試合で1番に抜擢された福島大は、2安打を放ちしっかりとその起用に応えた。

福島は倉敷商業の出身で、1年秋からセンターのレギュラーを獲得。2年秋からはパンチ力のある打撃を武器に4番打者を務め。チームを中国大会優勝に導いた。出場が決まっていた3年春のセンバツは中止になったものの、夏に行われた甲子園交流試合でも2安打を放つ活躍をみせて。仙台育英に勝利した。

大商大に進学すると、1年春の新人戦では龍谷大戦で3ランホームランを放つと、この1年秋にはリーグ戦でベンチ入りを果たす。第1節の神戸学院大戦で途中から外野の守備に就きリーグ戦デビューを果たすと、第2節の大阪学院大では2試合とも途中出場ながらヒットを放ち、この第3節の1試合目では7番レフトでスタメンでデビュー。そしてこの2試合目では、1番を打っていた修行に当たりがないこともあり、福島大が1番に抜擢された。

1打席目は2球目のストレートを打ちショートゴロに倒れたと思いきや、これがショートの悪送球に繋がり出塁すると、渡部のタイムリーで先制のホームを踏む。2打席目にはスライダーを打って1塁線を抜く2ベースを放つ。3打席目には今度は対照的に引っ張っると、3塁線の強烈な打球にサード小林がダイビングキャッチを試みるも止めるのがやっとで内野安打。1死3塁と初めてチャンスで迎えた7回の第4打席では、ライトに犠牲フライを放ち、初回以降得点のなかったチームにおいて貴重な追加点をもたらせた。結果的には3打数2安打1打点1得点という活躍で、1番抜擢の起用に応えた。何より選手交代の多い大商大において、フル出場を果たしてることが、この福島大の活躍を當山監督が評価している証だろう。

福島の魅力は何といってもその打撃で、背丈はそれほどあるわけではないが、パンチ力がありボールを強くたたくことができる。この試合では見せ場はなかったものの、倉敷商の2年秋には6盗塁を決めるなど走力もあり、強打タイプでありながら足も使えるというのは1番に向いている。大商大のレギュラー争いは激しいので、まず今季はこの1番打者の座を確固たるものにしたい。

20210924大商大 福元
1番抜擢の起用に応える活躍をみせた大商大の福島大


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