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専大松戸✕習志野【秋季千葉大会】

9/29 秋季千葉大会3回戦
専大松戸✕習志野 @千葉県総合スポーツセンター野球場

試合経過

昨夏は千葉大会を制して甲子園に出場した専大松戸であるが、秋は初戦敗退で、この春はノーシード。これにより3回戦という序盤で、専大松戸バック習志野という千葉屈指の強豪対決が実現した。

習志野の先発は背番号11のサイドスロー右腕の関であったが、1回表に2個の死球を与えてしまいピンチを招く。すると専大松戸は2死1•2塁から5番綱取がセンター前にタイムリーを放ち先制点をあげる。

専大松戸の先発のエース鈴木は、MAX145㌔のストレートとスライダーを超高速テンポで投げ込んでいき、3回まで習志野打線を1安打無失点と完璧に抑え、序盤は完全に専大松戸ペースの試合となった。
20220429専大松戸 鈴木
Max145㌔をマークした専大松戸のエース鈴木

4回裏、習志野は1死から4番栗原がヒットで出塁すると、1塁ランナーの栗原に対して鈴木は何球も牽制球を投げる。これに加えて雨も降り出したこともあってか、投球のペースが乱れた鈴木は、2四死球を与えてしまい2死満塁のピンチを迎える。ここで迎える8番関は、ストレート2球で追い込まれるものの、前の打席でもファール3球から粘ってヒットを放っており、この打席でもファールを1球挟んだ後のストレートを打ち返すと、これがセカンド強襲のヒット(若干セカンドの守備もまずかったが…)となり、2者が生還して習志野が逆転に成功する。さらに続く9番鈴木海は高めに甘く入ったスライダーを振り抜くと、打球はレフトポール際に飛び込む3ランとなり、鈴木をKOする。
20220429習志野 鈴木海
3ランホームランを放った鈴木海

2番手としてマウンドに上がったのは、背番号10をつける期待の191㎝右腕の竹葉。ただ竹葉にとって先頭打者となった清水への4球目は明らかにおかしく、ボールがその場で落ちてしまったような投球。何かアクシデントがあったようで、ベンチに治療のために下がった竹葉が再びマウンドに戻ることはなく、専大松戸は早くも3番手投手として2年生左腕の渡邊をマウンドに送ることとなってしまう。
20220429専大松戸 竹葉
まさかの緊急降板となってしまった竹葉

緊急登板であった4回は何とか抑えた渡邉は、スケールの大きな左腕であったが、まだ球威はなく変化球頼りの投球で5回裏には習志野打線に捕まる。2番寺内のヒット→送りバントでチャンスを作ると4番栗原が三遊間を破るタイムリーヒット。さらに死球でランナーを出すと、7番成田にはレフトオーバーの2点タイムリー3ベースを放ち、渡邊をKO。専大松戸は4番手として1年生右腕の梅澤をマウンドに送ることとなる。
20220429習志野 寺内
習志野は5回にも寺内のヒットを起点に3点を追加

対する専大松戸打線だが、習志野の関からヒットは放つものの散発に終わってしまい、なかなか得点に繋がらない。このままだとコールドという7回には、先頭の谷口がヒットで出塁するも、続く大森駿はまさかのピッチャーゴロゲッツー。それでもそこから米山のヒットと四球でチャンスを作り4番横山に回すも、最後は横山がショートゴロに倒れてゲームセット。習志野が8-1(7回コールド)で専大松戸を破った。


20220429専大松戸✕習志野
※お手数ですが、もしスコアが見づらい場合には画面を拡大してみてください


習志野がコールド勝ちを収めた試合であったが、実際にヒットの数は同じであったように両者の力自体はそこまでは離れていないと感じた。むしろ上述の通り序盤は専大松戸がエース鈴木の快投もあって試合を有利に進めており、個々の力でいけば専大松戸の方が上かもしれないと思ったくらいだ。ただ名物のブラスバンド部がいなくても、さすがの習志野で、4回にワンチャンスから一挙に5点を奪ったありは試合巧者といえるし、鈴木よりもスピードでいえば10㌔ほぼ遅い球でも、コントロールよくボールを投げ分けて1失点完投の関の投球はさすがであったといえる。

また専大松戸にとっては、やはり2番手の竹葉が色んな意味で誤算だった。試合の展開という意味では、鈴木に近い実力をもつ竹葉ならともなく、3番手の渡邉ではちょっと力が落ちることもあり、習志野打線に通用せず、試合を決定付ける3点を奪われてしまった。竹葉は肩の脱臼らしいので夏に間に合うかという点でも大きな誤算であろう。2年生左腕の渡邉に加えて、1年生右腕の梅澤もこの春季大会で習志野相手のマウンドを経験できたのはプラスなので、この2人はここから飛躍につなげて欲しいところであろう。
20220429専大松戸 梅澤
貴重な経験を積んだ専大松戸の1年生右腕梅澤


Pickup Player
関順一郎 習志野3年 投手
~投打に渡る活躍のサイドハンド~
背番号11をつけた習志野のサイドハンドの関が、投げては7回1失点、打っても逆転タイムリーと投打に渡る活躍でチームを勝利に導いた。

サイドスロー右腕の関は、前チームからベンチ入りを果たしており、背番号10で臨んだ2年夏の千葉大会では、準々決勝の木更津総合戦でいきなり先発に抜擢され、8回を投げて6失点(チームは敗退)という投球をみせた。2年秋には主にリリーフとして活躍し、敗れた八千代松陰戦では4回無失点の好投。現在の3年生投手陣は関だけでなく、鈴木颯・古賀・吉川ら前チームからベンチ入りしていた選手も多いが、この専大松戸との大一番には今大会は背番号11をつけた関が先発のマウンドに上がった。

関は立ち上がりこそ2死球でピンチを招いて、先制タイムリーを浴びてしまうものの、2回以降は非常に落ち着いた投球をみせた。サイドスローから繰り出すMax136㌔のストレートに加え、120㌔後半の2シーム(?)、110㌔台半ばのスライダーを中心に、稀に100㌔未満のスローカーブも投げてみせた。関はとにかくコントロールがよく、右バッターのインコースにも臆せずボールを投げ込むことができていた。2回以降は専大松戸打線にヒットを許すものの散発であり、また3~6回は先頭打者を抑えることはできていたので大きなピンチにはならなかった。中盤からは雨も降りだし、スピードはやや落ちてきたものの、それでも丁寧に粘り強くボールを投げ込み、専大松戸打線に2点目は与えなかった。

バッティングでも第1打席では、専大松戸の鈴木の力強いストレートに対して、追い込まれてから3球ファールで粘るなど、どこか合っているところがあり、最後はフルカウントからセンター前ヒット(これがチーム初ヒット)。2死満塁という場面で迎えた第2打席も、同様に2球で追い込まれてしまも、最後はストレートを弾き返すとこれがセカンド強襲の逆転タイムリーヒットとなった。
投げては7回1失点、打っても逆転タイムリーを含む2安打の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

今年の習志野は投手陣が豊富だが、他の3投手はいずれも右の本格派とあって、関のようなサイドスローは貴重であり、またこの試合でもそうであったように、きっちりと試合を作れる投手はありがたい。専大松戸から1失点完投勝利をあげたことを自信に、まずは夏のエースナンバーの座を狙いたいところだ。

20220429習志野 関1

20220429習志野 関2
投げては7回1失点、打っては逆転タイムリーの活躍をみせた関


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