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【夏の代表予想】京都編

関東はやっと終わったので、次は関西に移りたいと思います。
ということで第10回目は京都になります。

有力校紹介
◎龍谷大平安
○京都翔英
△京都外大西 福知山済美 塔南



龍谷大平安
秋の京都大会優勝、センバツではベスト4という圧倒的な実績を誇る龍谷大平安が大本命。是非とも甲子園に出場して、あと1勝と迫っている甲子園に出場通算100勝を達成したいものだ。

甲子園ベスト4の最大の立役者はエース左腕の市岡(3年)。秋まではいいピッチングをしながらも突如乱れえるという場面が見られたが、センバツでは38回4失点と抜群の安定感を見せた。春季大会では控え投手中心の起用であったために、リリーフのみの登板であったが、その投球は圧巻であった。その一方、春季大会では大野(3年)・西田(2年)・高平(2年)らが登板したが、2番手として目安が立たなかったのは残念だ。

打線はセンバツ初戦では明徳義塾相手に7得点を奪ったものの、その後は低調で市岡におんぶにだっこであった。西川(3年)・橋本(3年)・岡田(2年)・冨田(3年)らはセンバツで連続ホームランを打つなど1発があり、一振りで試合を決める能力を持つ。それだけにその前を打つ小川(3年)・久保田(3年)・竹内(3年)らがいかに出塁できるかがカギになる。特に本来1番の小川は非常に身体能力の高いセンターであり、センバツでは明石商からサヨナラ安打を放つもそれ以外いいところのなかったので復調が期待される。

20160629龍谷大平安 橋本
4番でダブル主将の1人橋本

京都翔英
昨年12月に浅井監督が就任し、春に準決勝で龍谷大平安を破り、京都大会を制したのが京都翔英だ。昨夏にも高橋奎(ヤクルト)らを擁した龍谷大平安に勝利しており、相性がいいといえる。

チームの中心は1年時から4番キャッチャーの石原(3年)。U-15日本代表字には藤平(横浜)、鈴木昭(常総学院)らの球を受けていた捕手の肩は一級品で、個人的には今年の高校生No1であると思っている。打撃も春はボール球に手を出してしまい不調であったが、本来は力強いスイングが売りの右の強打者である。i4番石原の前にも阿部(2年)・新田(2年)・山本裕(3年)と好打者が揃っていて期待できる。

エースの瀧野(3年)は球威・コントロール・変化球の全てにおいて穴のない総合力の高い右腕だ。控えには右の変則の内橋(3年)・左スリークの高向(3年)・兄に続いて甲子園出場を目指す右腕の平垣内(3年)など多様な投手が揃い、連戦にも耐えられる。

20160629京都翔英 石原
超高校級の肩をもつキャッチャー石原


京都外大西
近年甲子園から遠ざかっている京都外大西だが、今年は春季大会で龍谷大平安相手に延長戦までもつれ込むなど戦力が充実していいて、復活が期待される。

チームの中心はショートの緒方(3年)。打順は2番であるが、昨夏は4番を打つなど打力はチームNo1で、無視1塁でもバントはしない。50㍍は6秒を切る俊足で、守備力もあり、まさに三拍子そろっていてドラフト候補だ。緒方の前後を打つ1番の福尾(3年)・3番の大谷(3年)も昨年からの中心選手であり、負傷離脱中の4番麻生川(3年)も復帰すれば上位打線はかなり強力。1年正捕手の伊藤(1年)のリードにも注目だ。

課題は投手力。エース右腕の宮城(3年)はスタミナがあるものの、それに次ぐ投手が不在である。

20160629京都外大西 緒方
プロ注目の3拍子揃ったショート緒方

福知山成美
昨秋準優勝で、近畿大会ではセンバツベスト8の明石商に延長戦で敗れた福知山成美。春はまさかの1次予選敗退となったが、力はある。

春の1次予選敗退の大きな原因が1番の森下リ(3年)と3番の田中井(3年)という主力2人を欠いたことにある。この2人の復帰が夏の躍進には必要不可欠だ。特に森下リは名前の割にはハーフではないが、50㍍6秒を切るなど抜群の身体能力を持ち、タイプ的にはオコエ(楽天)に近い。

投手陣は川上(3年)・北野(3年)の2枚看板に加えて、藤山(2年)も台頭してきて楽しみだ。


塔南
春準優勝の塔南は豊富な投手陣が持ち味である。準優勝の最大の立役者は昨秋からピッチャーの練習を始めたばかりという築山(3年)。まだ荒々しさやフィールディングの問題はあるが、Max142㌔のストレートが最大の武器で伸びしろも大きい。春はケガだったものの、秋のエースの西原(3年)も186㎝から繰り出すストレートは140㌔を越える。この他春の準決勝では宮崎(3年)が完投した。

打線は打ってもチームの中心の築山と主将の尾崎が中心となるが、全体としての破壊力はまだまだである。


展望&代表予想
予想:龍谷大平安

福知山成美・鳥羽・立命館宇治と今年は注目ノーシードの強豪校は、福知山成美が龍谷大平安ブロックに、鳥羽と立命館宇治は京都国際ブロックに入った。せっかくシードを獲得した京都国際には何とも気の毒である。その一方、同ブロックに京都成章しかいない塔南はややついている。京都翔英も久御山→神前監督が就任した京都共栄と気の抜けないスタートとなる。

優勝予想はやはり大本命の龍谷大平安。キーとなるのは福知山成美戦であろう。京都翔英は龍谷大平安に相性がいいだけに、決勝まで進めば面白い。

2016夏 京都
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テーマ : 高校野球
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