センバツ近畿7枠目の行方は?
センバツの選考まであと1週間を切ったので、センバツの出場校、特に議論の余地があるあたりを考察してきたいと思います。
今回は近畿7枠目についてです。
大阪桐蔭が神宮大会を制したことにより、近畿の出場枠は1つ増えて7枠となった。優勝した大阪桐蔭を含め、報徳学園・龍谷大平安・智弁和歌山の4校は確定といっていい。
準々決勝のスコアは
龍谷大平安 5-0 高田商
彦根総合 4-9 大阪桐蔭
履正社 6-9 報徳学園
智弁和歌山 7-0 社(コールド)
となっている。
この中でも秋の日本一の大阪桐蔭相手に最初はリードするなど、コールドにならずに戦い抜いた彦根総合、準優勝の報徳学園相手に力の差が少ないと思える戦いをした履正社の2校は評価でき、この2校は当確といえると思う。残りの1校であるが、やはり社はコールド負けしてしまったのは痛く、地域性もあり(高田商が選ばれると近畿6府県全てから代表が出ることになる)、高野連は高田商を選出すると思う。
ただ個人的には、この選出に待ったをかけたい!!
失礼を承知で言うが、高田商はくじ運が良かった。高田商は初戦ではエース仲井が完封し、9回に1点をとって乙訓にサヨナラ勝ち。準々決勝では龍谷大平安に敗れたが、龍谷大平安にしても今年のチームはいわゆる主軸となるような選手がおらず(1年夏に144㌔を投げた本格派右腕の岩井が復帰すれば話は別だが)、小粒感があり、例年の龍谷大平安ほどの強さはなかった。実際に龍谷大平安✕高田商の試合を見ていたが、強豪ひしめく近畿大会にしてはやや物足りないレベルの試合であった。龍谷大平安は次の試合で大阪桐蔭に3-5に奮戦しているように見えるが、大阪桐蔭は龍谷大平安のレベルを見てかエース前田を起用せずに、2番手の南恒も最後に投げただけで、投手陣はお試し試合としていた。このブロックは海南・龍谷大平安・高田商・乙訓といわくる超競合はおらず、まさにくじ運に恵まれたのであった。

初戦では乙訓を完封した高田商の左腕エース仲井
高田商は奈良大会の決勝では天理に2-12と大敗している。そしてその天理は近畿大会の1回戦で社に7-13で敗れている。
ここだけをみれば高田商<<天理<社という構図になるわけである。

天理撃破の立役者となった社のエース高橋
さらに社は兵庫大会の準決勝で、神戸国際大付に1-6で敗れている。神戸国際大付にはMax148㌔右腕の新2年生津嘉山や、投打で注目の高松など能力の高い選手が揃っていたが、近畿大会では初戦で大阪桐蔭と当たってしまい、初回の満塁弾に泣いて3-6で敗れている。近畿大会の初戦敗退となると選手は厳しいが、実力的には問題はない。
まとめると、高野連が近畿7枠目として高田商を選出すると思う。だが高田商のベスト8はくじ運に恵まれたところもあり、個人的には秋の戦いぶりで評価するなら社あるいは神戸国際大付を選出するべきだと思う。まぁそんな選手したら、去年の聖隷クリストファー・大垣日大問題にみたいに外野にとやかく言われて面倒なことになるのでしょうが…。
以上です。
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今回は近畿7枠目についてです。
大阪桐蔭が神宮大会を制したことにより、近畿の出場枠は1つ増えて7枠となった。優勝した大阪桐蔭を含め、報徳学園・龍谷大平安・智弁和歌山の4校は確定といっていい。
準々決勝のスコアは
龍谷大平安 5-0 高田商
彦根総合 4-9 大阪桐蔭
履正社 6-9 報徳学園
智弁和歌山 7-0 社(コールド)
となっている。
この中でも秋の日本一の大阪桐蔭相手に最初はリードするなど、コールドにならずに戦い抜いた彦根総合、準優勝の報徳学園相手に力の差が少ないと思える戦いをした履正社の2校は評価でき、この2校は当確といえると思う。残りの1校であるが、やはり社はコールド負けしてしまったのは痛く、地域性もあり(高田商が選ばれると近畿6府県全てから代表が出ることになる)、高野連は高田商を選出すると思う。
ただ個人的には、この選出に待ったをかけたい!!
失礼を承知で言うが、高田商はくじ運が良かった。高田商は初戦ではエース仲井が完封し、9回に1点をとって乙訓にサヨナラ勝ち。準々決勝では龍谷大平安に敗れたが、龍谷大平安にしても今年のチームはいわゆる主軸となるような選手がおらず(1年夏に144㌔を投げた本格派右腕の岩井が復帰すれば話は別だが)、小粒感があり、例年の龍谷大平安ほどの強さはなかった。実際に龍谷大平安✕高田商の試合を見ていたが、強豪ひしめく近畿大会にしてはやや物足りないレベルの試合であった。龍谷大平安は次の試合で大阪桐蔭に3-5に奮戦しているように見えるが、大阪桐蔭は龍谷大平安のレベルを見てかエース前田を起用せずに、2番手の南恒も最後に投げただけで、投手陣はお試し試合としていた。このブロックは海南・龍谷大平安・高田商・乙訓といわくる超競合はおらず、まさにくじ運に恵まれたのであった。

初戦では乙訓を完封した高田商の左腕エース仲井
高田商は奈良大会の決勝では天理に2-12と大敗している。そしてその天理は近畿大会の1回戦で社に7-13で敗れている。
ここだけをみれば高田商<<天理<社という構図になるわけである。

天理撃破の立役者となった社のエース高橋
さらに社は兵庫大会の準決勝で、神戸国際大付に1-6で敗れている。神戸国際大付にはMax148㌔右腕の新2年生津嘉山や、投打で注目の高松など能力の高い選手が揃っていたが、近畿大会では初戦で大阪桐蔭と当たってしまい、初回の満塁弾に泣いて3-6で敗れている。近畿大会の初戦敗退となると選手は厳しいが、実力的には問題はない。
まとめると、高野連が近畿7枠目として高田商を選出すると思う。だが高田商のベスト8はくじ運に恵まれたところもあり、個人的には秋の戦いぶりで評価するなら社あるいは神戸国際大付を選出するべきだと思う。まぁそんな選手したら、去年の聖隷クリストファー・大垣日大問題にみたいに外野にとやかく言われて面倒なことになるのでしょうが…。
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