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センバツ各校のキーマンは?【関東編】

本日からセンバツも開幕とういことで、各チームのキーマンとなる選手を勝手に選んで紹介していきたいと思います。
今回は関東のチームのキーマンです。

山梨学院:星野泰輝 投手・外野手
~秋の背番号1はリリーフとして期待大~
昨秋関東大会を制した山梨学院の最大の原動力は、背番号10ながら4試合全てに先発してほぼ1人で投げ抜いて計3失点という素晴らしい投球をみせた林であった。ただ個人的には、林は本来は完投タイプの投手ではなく、山梨学院が勝ち抜くためには、複数の投手が必要だと思っている。そこで必須なのが、関東大会までは背番号1をつけていた左腕の星野である。キレのあるボールを武器とした左腕で、林とは左右でタイプも異なり、林→星野という方程式が完成すれば山梨学院は強い。神宮大会では林が英明に打ち込まれ、代わった星野も同じく打ち込まれ敗れてしまった。これを食い止めるような投球が求められる。また1番センターとして出場している林は、50㍍5.9秒の俊足も誇り、4番高橋をはじめとして中軸がしっかりしている山梨学院にとっては1番星野のチャンスメイクが大きく得点にかかわってくる。投打に渡って星野が必須となってくることだろう。
20221118山梨学院 星野


専大松戸:平野大地 投手
~万全の状態ならどのような投球をするか末恐ろしい右腕~
専大松戸のエース平野は、Max151㌔を誇り、右腕としては今大会No1との呼び声も高い。ただ昨秋はエースとして期待されながらも右肩痛で出遅れて、千葉大会では背番号18。それでも準々決勝で復帰して木更津総合から2失点完投勝利をあげると、準決勝の市立船橋戦でも延長に及ぶ激戦も完投してチームを関東大会に導いた。ただ関東大会前にまたもやケガがあり、関東大会でも先発はなく、リリーフとしての登板。それでも要所を締める投球で、チームをセンバツ出場に導いた。新チームになってから本格的に登板機会の増えた平野は、つまりこれまで万全の状態で投球をしているわけでもないが、それでもチームを関東準Vに導いた。万全の状態での投球がどんなものか、考えただけでも末恐ろしい。センバツは夏と違って、1人の投手である程度勝ち進むことも可能であり、平野が本来の投球をした場合に、果たして打てるチームが現れるのか?また逆に平野が本調子でない、投球回数に制限があるとなると、一転専大松戸は窮地に陥ることになるだろう。
20220925専大松戸 平野


健大高崎:森山竜之輔 内野手
~超大型スラッガーが本領発揮で健大高崎打線がパワーアップ~
ここ近年は元盛岡大付の赤坂コーチを召喚し、軌道破壊よりも打撃破壊といわれきた健大高崎だが、今年のチームに限っていえばエース小玉を中心した守備力で勝ち上がっており、打撃とりわけ長打力に関しては影を潜めている。そんなチームにおいて期待したのが、181㎝90㎏という大型スラッガーの森山。中学時代から注目されていた逸材は、1年春の関東大会でスタメン出場すると、桐光学園戦でホームランを放つなど強烈なインパクトを残すも、そのあとはベンチ外が続いた。ただセンバツでは背番号17ながらベンチ入りを果たしており、復活の兆しも見えるものと思われる。森山が中軸に座れるようなことになれば、健大高崎打線がパワーアップすることは間違いないだろう。
20220521健大高崎 森山2


慶応義塾:清原勝児 内野手
~甲子園が大きく沸き立つ1打に期待~
清原が甲子園に戻ってくるというだけで、ファンとしては期待をしたくなる。慶応義塾のサードを守る清原勝児は、かつてPL学園で活躍し甲子園での最多本塁打記録をもつ清原和博氏の次男である。昨秋は主に下位打線を担っていたものの、パンチ力があり、関東大会の常盤大戦では3ランを放つなどしており、秋の公式戦では打率.400・2本塁打・14打点(チーム2位)という成績を残した。この春のオープン戦でも東海大相模からホームランを放つなどしており、センバツでは中軸もあり得る選手だ。あまり誰々の息子だから~という話ばかりするのは好きではないが、甲子園の気まぐれな観衆たちは、清原がホームランでも打てば一気に盛り上がり、慶応義塾びいきになることだろう。そういう意味でも、清原の打撃が慶応義塾打線において重要なピースになってくる。
20220910慶応義塾 清原


作新学院:小川哲平 投手
~エースになれる2年生の逸材~
1年春からベンチ入りを果たして登板していた小川は、昨秋に自分が観戦した栃木大会の文星芸大付戦で先発すると、1年生ながらMax147㌔をマークし、フォームもよく、コントロールも安定していて、これは来年のドラフト上位と思わせる投手であった。ただ昨秋の公式戦の作新学院投手陣は作新学院投手陣は大黒柱といえるエースはおらず、継投で勝ち上がってきたが、投球イニング数でみると、川又>磯>高森>小川ということで、小川は4番目である。文星芸大付戦での投球が常時できていないものと思われるが、本来の投球ができれば、間違いなくエースとなれる投手。センバツでは作新学院のエース格としての働き、さらには新2年生のセンバツで150㌔の大台突破という記録にも期待したい。
20230923作新学院 小川


東海大菅生:北島蒼大 捕手
~エース日當をさらに光らせる女房役へ~
東海大菅生は昨年の夏まで福原という絶対的な捕手が君臨しており、その反動か新チームになってからは正捕手の存在が課題となった。そこでスタメンマスクを被ることになったのは、新チームになってから捕手に挑戦したという、元は内野手の北島であった。北島は肩力は捕手としては申し分なく、むしろトップクラスというレベルであった。しかし投球のストップには大いに課題があり、都大会の序盤では、ボールを後ろに逸らす姿が目立った。それは大会が進むについて改善されてきたものの、急造捕手として致し方ないところはあった。東海大菅生のエース日當は、190㎝105㎏でこの春には150㌔もマークしたという右腕であるが、実はフォークボールを得意としており、フォークボール投手といっても過言でない。北島がワンバウンドになるようなフォークを止められるようになれば、日當の投球の幅も増すことであろう。ひと冬越えれば、もう急造捕手とはいうことはできない。捕手としてのストップが安定すれば、4番を務める打撃にもさらに集中できるようになり、東海大菅生打線を強固にすることに繋がるに違いない。
20221113東海大菅生 北島1


二松学舎大付:五十嵐将斗 外野手
~片井が2人いる強力打線へ~
二松学舎大付の柱といえば、昨夏に1年生ながら4番打者を務め、秋も都大会で3ホーマーをマークしており、センバツ選考においても「横浜よりも二松学舎大付の方が攻撃力が上」(実際にそうかは置いておいて…)と評価される原動力となった片井である。しかし昨春の関東大会では、片井が7番であったのに対して、4番に座っていたのが同学年の五十嵐であった。五十嵐は180㎝102㎏という大型スラッガーで、夏は控えとなっていたが、秋は大矢が先発時にはレフトとして出場し、.467と高い打率をマーク。センバツでは背番号9をつけることになっており、レギュラーへと昇格している。その打撃が本領を発揮すれば、片井と双璧をなすレベルになる可能性もあり、その場合は二松学舎大付が片井という柱が2人いるような強力打線となることだろう。
20221112二松学舎大付 五十嵐


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